「子育てと仕事で一日が終わってしまう」
「時短で給料が減ったけど、仕方ないのかな」
「なんでこんなに頑張っているんだっけ?」
子育ても仕事も精一杯頑張るワーママのみなさん。
毎日のやりくりで、気力も体力もすり減っていませんか?
そんなあなたのためにこの記事を書きました。
ワーママ転職経験者のてんこです!
・昭和生まれの38歳
・小2と3歳の息子を育てるワーママ
・ゆとりある生活と子どもとの時間が欲しくて都市銀行から2年前に転職
・現在は、損害保険会社の営業アシスタント
忙しい毎日のなかで、ふと沸き起こる仕事にまつわるモヤモヤ。
そんなとき「転職」ということばがよぎりませんか?
自分の働き方を見直すのは、理想のキャリアを掴むチャンス。
今は、ワーママだって転職できる時代です。
だけど「転職って怖い」と誰しも思うはず。
人生の長い時間を占める仕事で、失敗したくないですよね。
実は、ワーママの転職を成功させるには、ちょっとした知識や工夫が必要なんです。
この記事では、子育て中の転職経験がある私自身の経験も交えながら、ワーママ転職のポイントをご紹介します。
お読みいただければ、転職へ一歩踏み出す勇気がわくはず。
あなたもワーママの働き方改革をしませんか?
ワーママの転職は難しい?
ワーママ転職が難しいと言われる理由は以下のようなものがあります。
- 子どもの病気や行事などで休んでしまうことが多い
- 残業や出張がしにくい
- ワーママ転職のノウハウが少ない
子どもの病気や行事などで休んでしまうことが多く大変
社会では「正社員=フルタイムで週5日8時間勤務」という考えが根強く残っています。
その働き方ができなければ、契約社員やパートタイム社員という両極端な選択をせざるをえません。
まだまだ日本では、週5日会社に居られることが、正社員の資格のように扱われがちです。
フルタイムで働くことが、責任ある仕事をこなせるという感覚の企業もまだまだあります。
子育て中は、子供の病気や行事でどうしても仕事を休む機会が多くなってしまいます。
「どうせ休んでしまうから重要な仕事を任せられない」とママの活用を避ける一方、
「子育て中の人に仕事させてしまっては悪い」と気を遣いすぎる企業もあります。
過剰な配慮で、ママたちのモチベーションを下げてしまう「マミートラック」というのも難しい問題です。
残業や出張ができない、従来の日本型雇用では不利
ワーママの平日は、子供のお迎え時間との闘いです。
休日だって、子供のケアは必要ですよね。
独身時代当たり前のようにできていた残業や休日出勤、出張が難しくなります。
日本企業の評価軸は「長時間勤務ができる」「言われればどこでも行く」というもの。
残業をほめたり、出張に行くと「やる気のある人」という見方をする場面を、仕事をする中で目にしたことはありませんか?
日本の企業は社員に対して「会社の方針にいつでも対応できる従順さ」を重視してきました。
そのことが、転職市場にも反映されているところがあり、ワーママの転職に不利な状況を生み出しています。
しかし、今は「生産性」が注目され、少ない時間でいかに結果を出すかをチェックしている会社組織も増えています。
ワーママ転職のノウハウが少なく厳しい
ワーママの転職は増えつつありますが、まだまだ少ないのが現状。
そのため周りに経験者がいない、ノウハウが少ないといった情報に触れる機会が少ないのも事実です。
転職の本やネットでのクチコミはあふれているのに、ワーママの転職情報は多くありません。
働くママに関する本は、現状の仕事をどうするのか、いかに時短で乗り切るかに視点を置いたものが中心です。
また、ワーママ転職に関する周囲の理解が追いついていません。
「ママだから〇〇」「ママなのに〇〇」という社会の目がまだ残っています。
このような情報ばかりだと、「ワーママは転職に不利」というレッテルを自分自身に貼ってしまっていることも。
「できない」という思い込みで自らを縛ってしまい、積極的に活動できないということもあります。
ワーママの転職で後悔しないためのポイント
ワーママ転職が難しいと言われると「内定の出やすいところでいいか」とあきらめてしまいがち。
ですが、後悔しないためにここだけは押さえてほしい3つのポイントを紹介します。
- 志望先に関する情報をしっかりと収集
- 自分ができること、やりたいことを明確化
- あせりは失敗のもと、自分軸で行動する
志望先に関する情報をしっかりと収集する
ワーママの転職成功のコツは、情報をいかにうまく収集できるかです。
中でも転職先に関しては、収集が乏しく選択が甘いと「こんな職場だと思わなかった」と後悔します。
本当に自分の理想とする職場なのか、応募前や面接時にしっかりと確認するようにしましょう。
特に面接時は求人情報の記載を掘り下げ、本当に働きやすい企業か見極める必要があります。
例えば、「やりがい」という言葉1つとっても「難度は高いが裁量があること」なのか「長時間しっかり仕事に関わること」なのか言葉のとらえ方が異なります。
その会社の「時間感覚」も要チェックです。
従業員が残業ありきで働いていたり、定時後にミーティングが設定されたりするなど定時が定時ではない会社もあります。
このような会社の感覚や慣習について、面接などで質問しておくと良いでしょう。
自分ができること、やりたいことを明確にする
条件のよい求人探しに力を入れすぎるあまり、自分のやりたいことや適性を置き去りにしてしまうことがあります。
自分自身のことを理解し、整理する機会を持つようにしましょう。
スキルの棚卸しは、面接で相手にひびく効果的なPRをするためにも不可欠です。
「何も資格を持ってない」と心配しなくても大丈夫。
これまでの経験が大きなスキルになっていることもあります。
育児と仕事を両立させてきたママなら
・大きな問題を細分化し、1つ1つのタスクに優先順位をつけとり組める
・がまん強く人材を育てることができる
・突発的なトラブルにも冷静に対処できる
などのスキルは自然と身についているはず。
このような、どんな業種職種でも通用する能力を「ポータブルスキル(持ち運びできるスキル)」といいます。
誰しも自分だけのポータブルスキルがあるので、整理してみましょう。
焦りは失敗のもと、自分軸で行動する
ワーママの転職で失敗として多いのが、焦って転職してしまったというパターンです。
「早く辞めたい」「保育園の利用継続のために早く決めたい」ために、とにかくすぐに転職できるところを選んだ。
その結果、自分の理想の職場からは遠のいた転職をしてしまった、ということがあります。
ある程度タイムリミットを決めて活動するのは効率的ですが、時間を確保し準備することも大切です。
転職先は安易に決めてしまわないように冷静に活動しましょう。
今は目の前のことでいっぱいになり、「早く楽になりたい」と思ってしまうかもしれません。
ですが、仕事をする人生はまだまだ続きます。
・子育てが落ち着いたあと、その後のキャリアを広げていくことができる仕事なのか?
・子供が成長したとき、振り返って転職してよかったと思えるのか?
と自問自答しながら吟味してください。
ワーママ転職がうまくいかない時は
はりきって転職活動に励んだものの、うまくいかない時もありますよね。
- 手持ちの求人が少なくてツラい
- 選考で落ちまくるので、転職活動を辞めたい
- 時間や準備が足りず、しんどい
手持ちの求人が少なくて辛い
転職活動をする中で、手持ちの求人がどんどん減ってくると焦りがでてきます。
世の中に求人はたくさんあります。
落ち着いて視野を広くもつようにしましょう。
転職活動は情報収集チャネルをたくさん持つことがポイント。
・他の転職サイトを登録し増やしてみる
・総合型、特化型の転職エージェントを組み合わせてみる
などが考えられます。
転職を支援してくれるエージェントも多種多様なので、どこが自分に合うか、利用しながら見極めましょう。
求人に関しても、「時短」「残業なし」といった業務形態だけにこだわらず、様々な仕事に目を向けてみると良いです。
フルタイムでも子育てに優しい会社もあります。
選考で落ちまくるので、もう辞めたい
不採用が続くと落ち込んでしまいますよね。
ここで、転職した女性の平均応募数を確認してみましょう。
女性が転職成功までに応募する企業数は、平均で22,9社です。
思ったよりたくさん応募しているな、という印象を持ちませんか?
転職に挑む女性は誰しも、「選考落ち」を乗り越えながら、理想の仕事をつかみ取っています。
それでも、まったく手ごたえがない場合は、じっくり自分の内面と向き合ってみましょう。
多いのが、自分のキャリアが後回しになってしまい、志望理由が明確にならないケースです。
もちろん、「働きやすさ」を優先するのは悪いことではないです。
しかし、「ここでこんな仕事をしたい!」という軸がないと、志望理由が弱くなり他の選考者に負けてしまいます。
入社したら3年後、5年後はどんなポジションでどんな仕事をしていたいか、きちんと語れますか?
まずは、志望する企業での中長期的キャリアを明確にしてみましょう。
時間や準備が足りずしんどい
預け先の関係や家事育児に追われ、転職に費やす時間が限られてしまうのが、ワーママの転職の辛いところ。
子育て前のペースで転職しようとすると、圧倒的に時間が足りません。
1人で頑張りすぎず、周囲の協力を得ながら時間を作り出しましょう。
特に、身近な家族は一番の味方にしたいもの。
ママが転職すると、家族のライフスタイルは変化します。
パートナーとの話のすり合わせもきちんと行い、協力してもらえるようにしましょう。
どうしてこの仕事に転職したいのか、家族にとってどういったメリットがあるのかを整理して話すと良いです。
お互いの仕事に理解があり、win・winの関係となれば転職活動もスムーズになります。
十分な時間が確保できたなら、効率的な転職活動を目指しましょう。
転職エージェントを有効活用することは、転職成功の近道に効果的です。
ワーママ転職で成功する人の特徴
子育て中の転職で成功する人の特徴をお伝えしますね。
前向きに取り組みつつ、じっくり自分と向き合っている
転職活動をしていると、選考に落ちることだってあります。
そんなときも「ここで選ばれなかったから、もっといい職場に出会えるチャンス!」と前向きに捉えることができる人は結果に結びついています。
切り替えが上手くポジティブでありながら、書類選考や面接後の反省や分析は欠かさないのもポイント。
選考に落ちても、応募書類を作成し面接に臨んだ経験は手元に残ります。
「次の志望先へのステップにしよう」という意気込みを持てるように心がけましょう。
選考結果や周りの目に振り回されず、自分はどうしたいのか、どうなりたいのかを大切に行動したいですね。
情報の整理ができている
情報をしっかりリサーチできているのも、転職成功者の秘訣です。
転職は情報がとても大切。
・自分にあったエージェントを選択できているか
・自己分析や希望の整理がしっかりできているか
・書類選考や面接の対応の想定ができ対策ができているか
これらの有益な情報をチョイスできているかが重要です。
自分に必要な情報かどうかの判断は、日々コツコツと集めることで培われます。
情報収集は今やスマホ1つでエージェントに登録でき、求人検索やコラムの閲覧が可能な時代。
スキマ時間をうまく使って、地道に進めましょう。
日々の情報収集が、いざ本格的に応募したいときの瞬発力につながります。
失敗を恐れず いろんな求人に応募している
あとは一歩踏み出す勇気を持っていることです。
会社規模や知名度など先入観にこだわらず、応募してみようと行動することも大切です。
実は、私は面接を受けたところ、別の選考者を採用する予定だと言われたんです。
ところが、適性を見て募集していなかった別部署での採用をしてもらいました!
結果こちらの方が自分にあった仕事で、のびのびと働くことができました。
思い切って行動してみると、思ってもいない素敵な出会いを果たすこともあります。
ワーママ転職の志望理由と面接対策
他とは違うワーママの履歴書の書き方、その理由とコツ
ワーママの履歴書は一般の選考者と比べ、プライベートな要素も含むことになるのが特徴です。
そのためポイントを押さえながら作成することが必要です。
職歴欄への産休育休の記入は、ケースバイケースです。
原則仕事のことを中心に書くべきですが、職場復帰し子育てと仕事の両立をしたことをアピールしたい場合などは、状況に応じて書き分けましょう。
子供の人数や働き方の希望は、面接で話すよりも事前に履歴書で伝えておいた方があなたにも企業にとってもスムーズです。
これらは特記欄に記入します。
希望だけではなく、預け先の確保ができている、自分で学ぶ時間を確保するなどの働く意欲も盛り込みましょう。
志望動機はマイナス要素を避ける
志望理由は「時短勤務がしたいから」「楽そうな仕事だから」といったマイナスの理由は伝えないように気を付けましょう。
これらが本音であっても、前向きな理由に置き換えるよう考えておきます。
パターンとしては、
「現職での気づき」
→「自分のやりたいこと、目標」
→「御社ならそれが可能」
という流れが作りやすく、相手に伝わりやすいです。
例えば
「日々の業務の中で効率化を目指し業務改善をしてきた」
→「様々なフローを改善し、コア業務に専念できる組織作りをしたいと考えた」
→「積極的に新しいものを取り入れ、社員のフットワークが軽い御社なら実現可能だと感じ志望した」
など。
面接でしっかり伝えたいこと
残業できる時間に限りがあることや、子供の病気や行事で休むこともあるなど子育てに関わる部分については具体的に伝えておきましょう。
できないことは正直にしっかり話すことで、信頼につながることもあります。
企業の期待に応えようと「何でもできます!」と言いたくなりますが、結局自分で自分の首をしめかねません。
正直に話して落ちてしまっても、そこはワーママが働くには難しい企業だったということで割り切りましょう。
できないことを伝えた上で、リカバリー方法も付け足すと好印象です。
子供が成長するにつれて、仕事に注力できる機会が増えるなど、中長期的なキャリアプランを提示すれば、長く働きたい意欲も伝わります。
35歳ワーママが転職を成功させるコツ
転職成功者の年は30-40歳が増加中
転職サイトdodaの転職成功者の年齢調査によると、転職者の平均年齢は2008年の調査開始以降、3.0歳上昇しています。
2020年は年齢層別の転職者の割合が、29歳以下で減り30歳以上で増えました。
ちまたでは「35歳転職限界説」などもあり、若いほど転職は有利といわれた時代もありました。
しかし、このようなデータは、転職できる年齢には限界があるという説を否定するものです。
【参考】dodaコロナでどう変わった? 転職成功者の年齢調査(2022年2月)
30代は即戦力重視
現在の転職市場では、経験があり即戦力となる30代以上にもニーズが集まっています。
そのため、これまでの経験やスキルを前面に出した自己PRがおすすめです。
職場で学ぼうという姿勢も大事ですが、自分の働きが会社にとってどんなメリットをもたらすかをしっかりと伝えましょう。
また、30代の転職は一定の社会人経験があるとみられるので、丁寧なコミュニケーションも必要です。
謙遜しすぎず自慢しすぎない、バランスのとれた人物が重宝されます。
子育てとの両立で得たスキルもアピール
30代のワーママは子育てと仕事の両立で、効率的な仕事の仕方やタイムマネジメント力もついているはず。
子育てをしていると、突発的な問題やトラブルはつきもの。
そういった、逆境からの柔軟な対応力など語れるエピソードもあるでしょう。
苦労したこと、そこからの解決方法などエピソードを整理し、仕事での再現性があることをアピールできるよう準備しておきましょう。
自分にしかできない経験の話に幅を持たせることで、ほかの選考者との差別化を図れます。
40代ワーママが転職を成功させるコツ
40歳子持ちでも転職はできる
40代の転職者は、若手にはない豊富な社会人経験を活かした活躍が期待されています。
企業が必要としている人物とマッチしていれば、子育ても両立可能な優遇された条件での転職も可能。
成長中の企業などは従業員の急増に伴い、組織をまとめた実績やスキルをもった人材を求めています。
そのため、経験豊富な人材を採用する傾向です。
マネジメントやリーダー経験があれば、組織のまとめ役という役目を果たすことができます。
年齢に応じた柔軟性や冷静さがあることもアピール
40代の転職では、自分より年下の人が上司になることもあります。
これまでの経験を活かしつつも、志望先のやり方や文化にも合わせることができる柔軟性も伝わると良いです。
ワーママ経験を通して培った対応力やコミュニケーション能力など、語れるエピソードがあれば積極的にアピールしましょう。
様々な経験を積み、事柄を客観視できる冷静さもこの年齢ならではの強み。
落ち着いた人柄も併せてアプローチできると良いです。
スキルを活かしてやりたいことがあるという熱意と、組織を俯瞰できる冷静さを併せ持つハイブリットな人材が40代では重宝されます。
非公開求人を狙ってみる
今は40代でも転職できる時代。
せっかくなら、経験を積んできたことに見合う待遇や収入だってほしいですよね。
実は重要ポジションの仕事や高収入の仕事は、非公開であることが多いのです。
好条件のため応募者が殺到してしまう、応募の段階で一定のスキルを求めているなどの理由で一般には公開されていません。
思わぬ理想の求人が隠されているかもしれないので、気になる企業があれば転職エージェントへの登録や相談がおすすめです。
ミドルクラス、ハイクラスを中心に扱うエージェントは40代転職の味方。
選考対策や戦略も、若手転職にはないノウハウをもっています。
得意な業種や職種があるので、自分にあったエージェントをみつけるのが、成功のカギです。
ワーママが転職するならいつが良い?適切なタイミングとは
基本的には、自分が転職したい、考え始めたタイミングがベスト
転職のベストタイミングはずばり、少しでも転職が気になったときが活動の始めどきです。
なぜなら、準備が早ければ早いほど、本命の求人に出会ったときに速やかに行動できるからです。
今は行動すればするほど、情報も集まる時代です。
まずは求人の傾向や、各エージェントの特徴などを把握しておきましょう。
私の場合、転職を迷うが、新着求人がきっかけで採用決定
私の転職パターンをご紹介します。
私は「転職しようかな?」とまだ迷いのある状態で、サイトで求人を探していました。
その後、新着の求人は毎日チェックしつつ、スキルの棚卸しや自己分析を実施。
一週間後、新着求人の中に「ここだ!」と思った求人に出会いました。
さっそく翌日問い合わせ、応募。
そして書類選考、面接を経て約3週間後に内定を獲得しました。
採用担当者からは「1番に問い合わせと応募があった、意欲を感じた。」と言われました。
会社としても最初に応募してくれる人には好感を持ちます。
1番を狙えるよう、いつでも応募できる状態にしておくのが転職成功の近道です。
避けた方が良い時期、2人目妊娠時や育休期間中
「育児休業を取得できるのは1年以上勤務した場合」など条件がある会社も多く、注意が必要です。
また、育休中でも転職や退職は可能ですが、今の職場で復職を待ってくれている人や部署に迷惑をかけてしまいます。
この先、辞めた会社といつどこで取引やつながりがあるかもしれず、できれば円満退社を目指したいもの。
2人目の妊娠時や育休中は、求人探しやエージェントとのお試し面談など準備に留めておくのも、転職活動を有利に進めるための戦略です。
避けた方が良い時期、小学生になったばかり
小学校入学直後は新入生行事の多さや慣れない学童の利用、宿題・忘れ物のチェックやスケジュールの把握など手がかかります。
「小1の壁」と言われる大変な時期です。
親子とも生活のリズムが整わないため、保育園年中・年長のうちに活動しておくと良いです。
また、2年生3年生になれば学校にも馴染み、子供が一人でできることも増えます。
時間的にも精神的にも余裕が生まれてくるので、転職活動もしやすくなりますよ。
避けた方が良い時期、退職後の転職
保育園の利用は仕事がないと、預けられる時間の短縮や利用期限を設ける自治体が大半です。
小学生の学童利用も制限がかかることもあります。
「退職してゆっくり転職活動しよう」としても、子供のお迎え時間が短くなりかえって活動時間が狭まることもあります。
預け先の利用期限が迫ると、焦りが出て意に沿わない転職をしてしまうことも。
落ち着いて仕事を決めるためにも、できれば在職中の転職活動がおすすめです。
ワーママが在宅勤務に転職するメリット
リモートワークはワーママに最適の働き方
仕事と育児のバランスをとるには最適だと感じています。
例えば、子供のイベントや用事は細切れのものが多いです。
以前は、1時間もかからないの子供の行事に、半休をとっていました。
半日勤務だと、勤務時間と通勤時間がほとんど変わらないということも。
リモート勤務なら、少し抜けるだけで仕事に穴をあけずに済みます。
お迎え時間があり、あきらめていた夕方の会議や研修に参加できるようになったのも嬉しいことでした。
子供の病気のときも「子供を診てあげたい」「仕事もしたい」というジレンマに苦しまず、どちらの思いも叶えられます。
仕事と育児のバランスをとるどころか生活に余裕が生まれ、どちらにとってもプラスになりました。
リモート、フルリモートOKの求人も増えつつある
コロナ禍を経て、世の中の仕事の一部は「リモートでもできる」という認識にかわりました。
「仕事は職場でするもの」という考えは薄れ、現在フルリモートの求人も増えつつあります。
ワーママにとっては、育児と両立し活躍できる機会がどんどん増えています。
この変化をチャンスと捉えて、リモートワークのある仕事にチャレンジしてみるもの良いですね。
ワーママは時短勤務での転職はできる?
時短勤務の求人が増えている
時短勤務での転職は可能です。
今はブログやSNSで、時短転職に成功したワーママの体験談があふれています。
しゅふJOB総研が2021年9月に働く主婦を対象に実施したアンケートによると「短時間正社員で働いてみたい」と回答した人は82.6%にのぼります。
多くの人が時短を望んでいることから、優秀な人材を取りこぼさないためにも、企業が時短正社員の採用を検討する動きは高まりつつあります。
【参考】 「主婦が希望する雇用形態NO.1『短時間正社員』で働きたい?」
フルタイム勤務=やる気がある、残業=仕事ができるは古い!
今や「長く会社にいるのが偉い」という価値観は薄れつつあります。
特にベンチャー企業ではその傾向は顕著です。
若い会社は、即戦力を求めています。
そのため時短勤務の採用も柔軟に対応します。
結果を出す人が評価されるので、「時短だから」「ママだから」とみられることが少ないです。
どんなバックグラウンドを持つ人も平等に扱う風潮があります。
求人サイトでも「時短勤務」と条件を選んで検索すれば意外とたくさんの仕事があることがわかるはず。
ワーママにおすすめの転職エージェント
リクルートエージェント、相談しやすいアドバイザーが在籍
リクルートエージェントは、業界最大の求人数を誇る大手エージェント。
求人数はなんと40万件以上。(2022年2月時点)
豊富な求人の中から、条件を比較し吟味できるのが最大のメリットです。
地方の優良企業の求人が多く、通勤の負担が少なく好条件の求人も。
また、あなたと企業の間に入ってくれる担当者の交渉力の高さに定評があります。
勤務時間や就業場所など働く上で譲れない条件があるワーママの転職にも、粘り強く話を進めてくれます。
一部求人をサイトで閲覧でき、求人の傾向を掴むことが可能です。
転職初心者にも使いやすい仕様になっています。
サイトには掲載されていない非公開求人も多いです。
まずは登録の上相談し、とっておきの求人を紹介してもらうのがおすすめです。
リアルミーキャリア、年収UPも可能な時短正社員求人が中心
リアルミーキャリアは、ママのための時短正社員専門のエージェントです。
時短勤務前提の求人ばかりで、子育てに理解のある会社が厳選されています。
時短といえども、やりがいのある重要ポジションの仕事が多いのが特徴です。
スキルを活かした年収500万〜800万の求人もあり、時短でも年収キープやUPが可能。
アドバイザーは全員子育て経験があり、ワーママ転職の不安や悩みを共有できるのも安心です。
寄り添いつつも、ふんわりとしたニュアンスを具体化し、行動に移せるようなアドバイスを実施しています。
ワーママの転職特有の、応募書類のコツや面接のポイントを押さえた支援も得意。
また、サイトの転職に関するコラムが質・量ともに充実し、ワーママ転職に力を入れていることがわかります。
心細い転職を伴走してくれるエージェントが良いなら、リアルミーキャリアを選びましょう。
大阪で転職したいワーママにはママキャリがおすすめ
1都3県(首都圏)の他、大阪や名古屋での求人もあり
ママキャリは、「ママの求人サイト」が運営する転職エージェントです。
ママが本当の意味で、仕事と育児の両立ができる仕事を厳選しています。
首都圏以外の大阪や名古屋など、地域に根ざした事務系求人もあるのがポイントです。
全国的に知名度は低いが地域で親しまれている、業界では注目されているなどの企業が豊富に揃っています。
通勤の負担を少なくしたい、アットホームな職場で働きたい人にはぴったりです。
転職のお試しが可能
最大の特徴は、副業や体験入社から始める「お試し転職」ができるということ。
「興味はあるけど、両立できないかも」とあきらめずに、まずは業務に少しずつ関わりながら見極められます。
これは、ワーママにとって有利な仕組みで画期的ですね。
転職を支援するアドバイザーは子育て経験者が担当します。
転職を迷っていることに関しても、相談の上アドバイスをしてもらえます。
これまでに転職したワーママの事例なども聞くことができ、そこからヒントを得られることも。
少し気になるだけ、相談したいだけの登録も歓迎しているので、気軽に利用できますよ。