「毎日大変だし、いっそ転職したほうがいいのかな?」
「でも今の職場で耐えるべきなのかなぁ」
と日々悩んでいるワーママのみなさん。
この記事は、そんなあなたのために書きました。
・昭和生まれの38歳
・小2と3歳の息子を育てるワーママ
・ゆとりある生活と子どもとの時間が欲しくて都市銀行から2年前に転職
・現在は、損害保険会社の営業アシスタント
転職になかなか踏み切れないのは、
「失敗したらどうしよう・・・」という気持ちですよね。
時間も手間もかけて転職したそのあとに、
「こんなはずじゃなかった」と後悔するのは、一番ツラいもの。
転職先で働き始めてからでは取り返しが難しく、絶対に避けたい。
だけど、他の人とはすこし違うワーママの転職。
それだけに転職のあと、後悔してしまう落とし穴もたくさんあるのです。
でも安心してください!
ポイントを押さえておけば大丈夫なんです。
この記事は、そんなワーママ転職につまずかず、笑顔の転職をするためのポイントをまとめています。
ワーママ転職で後悔するパターン5つ
・子育てに理解がない職場だった
・自分に合わない仕事だった
・通勤や送迎に時間がかかりすぎ
・人間関係での悩み
・前の職場の方がよかった
ワーママ転職を後悔しないための、3つのコツ
・あせらない
・情報収集にしっかり時間をつかう
・第三者の意見をきく
転職するにあたって知っているのと知らないのとでは、大きな違いになる情報を盛り込みました。
ワーママ転職の失敗ポイントを軽やかに飛び越えて、素敵な転職を果たしましょう。
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ワーママ転職で後悔するパターン、子育てに理解がない職場だった
子育てとの両立歓迎のはずが、全然違った
求人には「子育てとの両立が可能」と書いてあることがあります。
面接でも「育児を両立している人もいますよ」と言われることも。
しかし入社してみると、実態はかけ離れていた、ということもあるんです。
例えば、
- 定時で帰る人に、冷たい視線が注がれる職場だった
- 残業イコール偉いという文化が根付いていた
- 時短勤務はあるものの、ほぼ活用されていない
- フレックス制度はあるが、朝礼や終礼が固定化され実際はつかえない
- 在宅制度はあるのに、オンラインツールの用意がなく実際はできない
など。
確かに両立しているワーママもいるけれど
子育てと両立している人は実は実家が近かったり、夫が自由のきく職業だったり、恵まれた環境の人だけ。
もしくは、何でもバリバリこなせる超人的なスーパーウーマンだけ、ということも。
両立が一部の特殊な人にしかあてはまらないこともあります。
会社の本社部門は子育てしやすいが、支社や営業店など現場ではそうはいかないという配属先によって大きく異なるケースもあります。
働きやすい職場か面接で深掘りしよう
残念ながら、まだまだ日本の社会では「ワーママは使いにくい」という考えを持っている人もいます。
ですが、年々「ワーママを活用したい!」という組織は増えているので自信をもってくださいね。
本当にママが気持ちよく活躍できる職場なのかは、募集文などの表面的な部分だけでは判断が難しいです。
ワーママ転職で後悔するパターン、自分に合わない仕事だった
仕事内容のギャップに要注意
気になる会社から声がかかると、つい嬉しくなってよく調べないで入社してしまうケースがあります。
私も企業からオファーのメールが来たときは、舞い上がっていました。
ところが仕事内容が考えていたものと、まったく違っていたということもあります。
また「とりあえず楽な仕事をしたい!」という気持ちだけで、勤務時間や福利厚生など条件ばかりを重視して後悔した、というケースも。
やりたいことを置き去りにして仕事についてしまうと、実際の仕事とのギャップにがっかりすることがあります。
経験がなさすぎる仕事は結構ツラい
経験のない仕事だと、何もかもイチから覚えなければならず大変です。
これまでの仕事と関連のない仕事だと、積み重ねてきたスキルが活かせずモチベーションもあがりません。
育児と家事を両立させるのなら、少しでもこれまでの経験のつながりがある仕事の方がおすすめ。
無駄な労力をつかわずエコに稼働できますよ。
ワーママの持続可能な働き方というのは大事です。
転職はスタートであってゴールじゃない
転職することが目的となってしまうと、いくつ内定が出たか、早く決まったかを目標にしてしまいがち。
だけど、あくまでも転職は自分らしく生きるための手段のひとつです。
仕事はそこからがスタートで、その後も続いていくものです。
【関連記事】ワーママ転職は難しくない!後悔・失敗しない方法とキャリアアップのコツ
ワーママ転職で後悔するパターン、通勤や送り迎えに時間がかかりすぎた
切っても切り離せない、ワーママのお迎え問題
保育園や学童との導線がうまくいってなかったケースは後悔します。
それぞれの距離が極端に遠いと働くのに負担がかかるのです。
預け先が遠い場合
ラッシュ時の電車での送り迎えは親子ともに心身の消耗が激しいです。
また自転車での送り迎えも子供が大きくなるにつれてどんどん重さが増すので、思った以上に厳しいです。
職場が遠い場合
移動時間が長ければ長いほど電車の遅れや、道路の渋滞などのトラブルに遭うことが増えます。
お迎え時間に間に合わないリスクが一気に高まります。
通勤時間に給料はでません
自宅・保育園・職場の位置をむすんだトライアングルは、小さければ小さいほど負担が少ないです。
できるだけ小さくなるようにするのも戦略の一つ。
お迎え時間、通勤時間はどれだけ必死でがんばっても給料はでないんです。
一円にもならない無駄なことに疲弊したくないですよね。
転職活動をしていると忘れがちですが、通勤時間のことをもっと考える機会をもちましょう。
毎日の通勤や子どものお迎えは事前にシミュレーションしよう
いくら好きな仕事でも通勤やお迎えは毎日のことなので、気合で乗り切るにもいずれ限界がやってきます。
日々の疲れの蓄積を、甘く見てはいけません。
転職時は、会社に到着するまでをしっかりシミュレーションすることがおすすめ。
・車でのお迎えや通勤はできるのか
・自転車でのお迎えの経路、駐輪場所はどうか
など、スムーズに経由できるのか考えてみましょう。
ワーママ転職で後悔するパターン、人間関係が良くない職場だった
職場の人間関係で消耗してしまう
風通しが良い企業と聞いていたのにいざ入ってみると、職場の人間関係が悪かった、ということもあります。
よく耳にする話としては、
・お局さんが幅を利かせている
・正社員と派遣社員に壁がある
・社内派閥があり、業務以外のことでゴタゴタしている
ということです。
ただでさえ家事や育児、仕事をギリギリで回しているのに、さらに人間関係で消耗したくないですよね。
転職前に募集の理由を確認しておこう
採用面接の場では、いいことしか話さない企業が多いです。
心地の良い言葉にまどわされて入社してみると、実際の職場の雰囲気とギャップがありすぎることも。
まず、急募の求人には注意しましょう。
今回の募集はどういった理由なのかを確認します。
業務拡大や新規事業の立ち上げなど、前向きな理由ならセーフです。
欠員の募集や、辞めた人の穴埋めである場合は少し警戒した方が良いです。
実際の職場を見学できる機会があると良い
できれば職場見学や、一緒に働く人と話ができないか申し出てみましょう。
イヤな顔をされたり拒絶されたりする場合は、実情を隠したい可能性もあります。
職場を見学、面談をしたときに「なんかイヤな感じ」「しっくりこない」と感じたらやめた方が良いです。
反対に、実際に働く人と面接の場をつくってくれる企業は選考者と職場のマッチングを真剣に考えてくれている企業です。
良い職場の可能性が高く、現場の様子をしっかり聞けるチャンス。
積極的に取り組みましょう。
ワーママ転職で後悔するパターン、実は、前の職場の方が良かった
あわてて転職して良いことはない
今の職場がイヤすぎて「こんなところ辞めてやる!」と勢いで転職してしまうこともあります。
ツラい職場だと感情的になってしまうこともわかります。
でも、転職後ふと冷静になったときに
「前の方がよかったかも」
「辞めなければよかったかも」
という気持ちになる人もいるのです。
「もう少し相談すればよかった」
「改善の要望を出せば何かが変わっていたかも」
とふり返ることもあります。
転職の前に一度冷静になる機会をもつ
「離れてみるとその良さがわかる」
なんて、どこかの歌詞のようですが、現状と少し距離をとって考えてみることも大事。
実は、
- 今の待遇や働く環境がさほど悪くないこと
- まだ解決できることや改善の余地があること
に気づくことがあります。
職場を離れたいと思い立ったとき、客観的に考えられる機会や時間があれば良いですね。
客観的な意見が欲しいときはエージェントに相談も可能
友達に思いをぶちまけたり、相談してみたりするのも1つの方法。
ですが、より専門的なアドバイスが欲しいなら転職エージェントの活用がおすすめです。
転職エージェントは求人の紹介だけではなく、そもそも転職すべきかどうかも相談にのってくれます。
転職のプロは、あなたの市場価値と現在の転職動向などから客観的にアドバイスします。
ワーママ転職を後悔しないための、3つのコツ
転職後「こんなはずじゃなかった・・・」と思わないための3つのポイントです。
- 転職活動に、あせりは禁物
- しっかりと情報収集する
- 第三者の意見を大事にする
転職活動時は焦らない
転職活動に焦りは禁物です。
「早く結果をださなきゃ」
という気持ちになるのもわかります。
ですが、自分のやりたいこと、できることを無視していませんか?
転職活動は早い者勝ちのレースではありません。
自分にとってベストの居場所が見つかればいいんです。
そのためにも、落ち着いてスキルのたな卸しや自己分析をしましょう。
志望先に関して、わからないことを抱えたままの転職もさけたいもの。
面接は選考されるだけではなく、あなた自身も企業を見きわめる場です。
募集内容や事前に聞いていた内容を深掘りし、本音を聞き出せる質問を用意しておきましょう。
急がば回れが理想の転職につながる
しっかり準備することで、理想の職場を効率的に手に入れることができます。
そのためには時間をしっかり確保することも大事です。
転職活動中はどうしても時間のやりくりが必要。
周りのサポートが得られるように家族やパートナーとしっかり話し合っておきましょう。
なお、退職後の転職活動は時間がなくなる要因となるのでさけたほうが良いです。
転職に関する情報をしっかり収集する
転職に対するモヤモヤや不安は「わからないことが多いから」ということもあります。
色々と知識を身につければ、必要以上に怖がり不安な気持ちになることはありません。
日々のスキマ時間でも情報は手に入れられるので、少しずつ収集することを意識しましょう。
今はスマホ1つで情報を集められる時代。
・転職サイトに登録し求人の傾向をつかむ
・転職エージェントのコラムを読む
など、すぐにできることもたくさんありますよ。
情報収集は小さな積み重ねから
いきなり大きなことをしなくてもいいんです。
小さな積みかさねが大事なので、コツコツと地道に取り組みましょう。
また、情報量も大事ですが質も大切です。
はじめはたくさんの口コミや転職コラムに圧倒されると思います。
ですが、少しずつ集めていくうちに、自分にとって必要な情報か判断できるようになるはず。
理想の求人に出会ったとき、集めた情報を総動員して正しい判断ができる力をつけておきましょう。
転職活動中は第三者の意見を大切にする
辞めるかもしれない今の職場の人には相談はしづらいですよね。
ママの転職経験者はまだまだ少ないため、友だちが共感してくれるのかもわかりません。
身近に理解者がいない中ですべてを抱え込んで奮闘すると、独りよがりになり行き詰ることもあります。
相談相手がいないと、自分の気持ちや考えを整理する機会も失ってしまいます。
そのため、第三者への相談やアドバイスをもらうことが大事です。
転職エージェントが内定への近道
「だけど誰も相談できる相手がいない」と心配になったあなた。
転職エージェントの活用も1つの方法です。
転職エージェントは、単なる求人の紹介をするだけではないんです。
選考に進むときの書類添削や面接対策のサポートも受けられます。
選考後のフィードバックや次への戦略なども一緒に考えてもらえます。
こういったサポートは無料で受けられるエージェントがほとんどなので、転職活動の第一歩にぜひ取り入れたいもの。
自分を客観視できる第三者の評価は貴重です。